高齢者講習とは？知っておきたい基礎知識

70歳以上の方が免許更新をしようと考えた際、道路交通法で義務づけられているのが高齢者講習の受講です。高齢者による事故が増加していることもあり、身体機能の低下や認知症の発症など、心身の状態を自覚してアドバイスを受けるために行われます。

ここでは、高齢者講習に関しておさえておきたい基礎知識を紹介しています。

【浜松市】高齢者講習はどこで受講できる？

浜松市の中で認知機能検査・運転技能検査・高齢者講習を実施している自動車学校は、中央区にある浜松自動車学校（高齢者講習センター）、遠鉄自動車学校、綜合自動車学校、上池自動車学校、静岡県自動車学校浜松校、静岡県セイブ自動車学校、浜名区にあるレインボー浜名湖です。混み合っている場合は予約が数ヶ月先になることもあります。

高齢者講習の合格率はどのくらい？

高齢者講習はあくまでも講習なので、合格・不合格の判定基準はありません。ただ、2022年5月から特定の違反歴がある75歳以上のドライバーは運転技能検査が義務づけられ、不合格となると免許更新ができません。2022年5～12月の間の運転技能検査を見てみると、合格率は90％ほどです。つまり10人に1人は不合格になっています。

【豊橋市】高齢者講習はどこで受講できる？

豊橋市で高齢者講習に対応している自動車学校は2つです。1つ目が豊橋市藤並町にある豊橋綜合自動車学校、2つ目が豊橋市中野町にあるユタカ自動車学校豊橋校です。自動二輪専門校タカラテクニカルスクールでも高齢者講習に対応していましたが、令和5年に閉校となりました。選択肢が少ないので早めに予約を済ませておきましょう。

高齢者講習の認知機能検査とは？

75歳以上の運転免許更新希望者は、認知機能検査を受けなければなりません。これは、認知症の恐れがあるか否かを判断するための検査です。検査は3種類行われます。時間の見当識では、検査時の年月日・曜日・時間を回答します。手がかり再生はイラストを用いた検査、時計描画では時計の文字盤と指定された時刻の針を描きます。

高齢者講習に必要な持ち物や適した服装とは？

高齢者講習の服装は特に決められていませんが、運転しやすい服装を選択しましょう。サンダルでは受講できません。運転するのにメガネが必要な方は忘れないようにしてください。必要な持ち物は、運転免許書と通知書ハガキ（高齢者講習のお知らせ）、印鑑、筆記具、講習手数料です。通知書ハガキは、更新期間満了日の約6ヶ月前に届くので、なくさないようにしましょう。

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